2020.06.03
術前
ハイブリッドレジンインレーが装着されているが周囲の歯から浮き上がっている。
術前
横から観察すると浮き上がり、接着剤が漏れ出ていることが確認できる。
治療中
色調を合わせるための写真撮影も行う。
治療中
完成したセラミックインレー、ステイン法に色調を再現。
術後
適合性の良いセラミックインレーがセットされた。
初診時のご相談内容 | 半年前に他院にて治療したハイブリッドレジンインレーが浮いている気がして、すき間から嫌な味がするため詰め替えを検討したい。 |
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診断結果 | 右下奥歯のハイブリッドレジンインレー(強化型プラスチックの詰め物)と歯との境界部にすき間あり、レジンセメント(接着剤)がはみ出ている。適合性が悪く、浮き上がった状態で接着されているため、すき間からの汚れの侵入と将来的な二次カリエスが懸念される。不適切な詰め物を除去し、新たにセラミックインレーを作製する計画を立てた。 |
行った治療内容 | 古いハイブリッドレジンインレーを除去し、形態を整えなおした。 型どりが歯茎に邪魔されないよう歯肉圧排法を用い、シリコン印象材にて精密印象を行った。Emax(ニケイ酸リチウム)にてセラミックインレーを作製し、レジンセメントにて接着し治療完了。 |
治療回数・期間 | 30分×2回 |
およその費用 | 治療費総額 59,000円(税別) |
治療のリスクについて | ・セラミックは使用環境によって外れてしまうことがあります。 ・セラミックも十分なメンテナンスを行わないと、周辺の歯から虫歯になることがあります。 ・強い食いしばりがあったり硬度の高いものを誤って噛んだりするとセラミックが割れてしまうことがあります。 |