2020.03.16
術前
パラジウムインレー(銀歯)。4年が経過しやや劣化し始めている。
古いインレーを除去 境界部から汚れが侵入している。
色調の確認。
歯肉圧排を行い歯茎が型どりの邪魔にならないよう配慮する。
知覚過敏予防のためコーティング材を塗布。
シリコン印象材による精密印象。
仮詰めを行い初回の治療は終了。
完成したセラミックインレー(e.max)ステイン(色付け)が施されている。
術後
適合精度の高い(ぴったりと合った)インレーが装着された。色調も調和している。
初診時のご相談内容 | 4年前に入れた銀歯に汚れが引っ掛かり匂いが気になるため、プラークが着きづらいセラミックに取り替えたい。 |
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診断結果 | 右上大臼歯のパラジウムインレーがやや劣化しており、詰め物の境目に段差も確認された。プラークが停滞しやすくなっており、周囲に歯肉炎も認められた。 |
行った治療内容 | 古いパラジウムインレーを除去し、境界から侵入していた汚れも削合した。歯の表面には術後知覚過敏を予防するためにコーティング剤を塗布した。ぴったりと合ったインレーを作製するため、歯肉圧排をした状態でシリコン印象材にて精密な型取りを行った。 透明感があり、強度にも優れるe.max(ニケイ酸リチウム)にてセラミックインレーを作製し、レジンセメントにて接着した。 |
治療回数・時間 | 2回 |
およその費用 | 治療費総額 59,000円(税別) |
治療のリスクについて | ・セラミックは使用環境によって外れてしまうことがあります。 ・セラミックも十分なメンテナンスを行わないと、周辺の歯から虫歯になることがあります。 ・強い食いしばりがあったり高度の高いものを誤って噛んだりするとセラミックが割れてしまうことがあります。 |