2020.03.25
術前
パラジウムインレー(銀歯)。10年以上が経過し劣化している。
術後
適合精度の高い(ぴったりと合った)クラウンおよびインレーが装着された。色調も調和している。
パラジウムクラウンを除去し仮歯に置き換えた。
パラジウムインレーを除去すると二次カリエスが進行していた。
完成したセラミッククラウン(e.max)ステイン法
完成したセラミックインレー(e.max)ステイン法
初診時のご相談内容 | 10年以上前に入れた奥歯の銀歯の見た目が気になるためセラミックに取り替えたい。 |
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診断結果 | 左下大臼歯のパラジウムクラウンおよびパラジウムインレーが劣化しており、詰め物の境目に段差からの二次カリエスの可能性も考えられた。 |
行った治療内容 | パラジウムクラウンを除去し、形態調整を行いプロビジョナルレストレーション(仮歯)に置き換えた。その後、パラジウムインレーを除去したが、境界部から二次カリエスが発生していたため、感染層を除去した。ぴったりと合ったクラウンとインレーを作製するため、歯肉圧排をした状態でシリコン印象材にて精密な型取りを行った。透明感があり、強度にも優れるe.max(ニケイ酸リチウム)にてセラミッククラウンとセラミックインレーを作製し、レジンセメントにて接着した。 |
治療回数 | 3回 |
およその費用 | 治療費総額 197,000円(税別) |
治療のリスクについて | ・セラミックは使用環境によって外れてしまうことがあります。 ・セラミックも十分なメンテナンスを行わないと、周辺の歯から虫歯になることがあります。 ・強い食いしばりがあったり高度の高いものを誤って噛んだりするとセラミックが割れてしまうことがあります。 |