2020.04.30
術前
他院にて根管治療後に放置してしまい、数年間、上の歯と噛み合っていない状態。
治療中
強度のあるジルコニアクラウンをステイン法にて作製。
術後
嚙み合わせも安定し、審美的にも満足が得られた。
初診時のご相談内容 | 右下奥歯2本の根管治療後、治療を中断し長期間放置してしまった。そのため嚙み合わせに違和感がある。今回、虫歯になりにくく長期間安定する方法で嚙み合わせをしっかりしたい。 |
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診断結果 | 根管治療のために歯牙が削合されており、上の歯と嚙み合っていない状態。一旦、仮歯を作製し嚙み合わせを再構築し、最終的に強度のあるジルコニアクラウンを作製する計画を立てた。 |
行った治療内容 | 一旦、プロビジョナルレストレーション(精度の高い仮歯)に置き換え、嚙み合わせを確認した。数週間仮歯で過ごしてもらい嚙み合わせの違和感や痛みがないことを確認し、シリコン印象材にて精密な印象採得(型取り)を行った。プラークが付着しづらく、強度のあるジルコニアフレームにてセラミッククラウンを作製した。 |
治療回数・期間 | 3回 仮歯に置き換え数週間経過を見た。その後、型取りを行い、約1週間後に完成したセラミッククラウンを装着して治療完了。 |
およその費用 | 治療費総額 138,000円×2 (税別) |
治療のリスクについて | ・セラミックは使用環境によって外れてしまうことがあります。 ・セラミックも十分なメンテナンスを行わないと、周辺の歯から虫歯になることがあります。 ・強い食いしばりがあったり硬度の高いものを誤って噛んだりするとセラミックが割れてしまうことがあります。 |