2022.05.05
はじめのご相談内容 | 「右上の奥歯が強くしみて痛い」とご相談いただきました。 |
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診断結果 | 診察したところ、右上小臼歯の深い位置に虫歯ができており、神経まで近接している状態でした。 |
行った治療内容 | 虫歯の除去が神経まで到達したので、根管治療を行いました。その後、歯茎よりも深い位置の虫歯のため、被せ物は生体親和性の高いオールセラミッククラウンを作製しました。 |
この治療で特に注力したポイント | 根管充填を2本の根管ともに根の先まで充填させるよう心掛けました。根管充填とは、根管内の洗浄・消毒などが終わった後に、細菌増殖を抑えるために特別な材料を根管内に詰める治療です。 また、型取りの際、歯肉圧排(支台歯周囲の歯肉を排除すること)を行い、シリコン印象材を用いることで適合精度の向上に努めました。 |
術後の経過・現在の様子 | かみ合わせは良好で、痛みも出ず、快適に過ごされています。 |
治療回数・期間 | ・根管治療20日間 ・セラミッククラウン治療15日間 |
およその費用 | 145,000円 (内訳)オールセラミッククラウン治療費125,000円、仮歯費用5,000円、精密印象費15,000円 |
治療のリスクについて | ・セラミック素材は欠けたり割れたりする可能性があります。 ・セラミッククラウンも予防処置を怠ると二次虫歯になる可能性があります。 |