30代男性「インプラントで治療したい」骨量が不足していた上顎に骨を造成する「ソケットリフト」を行った後、人工歯根のインプラントを埋入して噛み合わせを改善した症例千代田線赤坂駅徒歩2分の歯医者|赤坂クレール歯科クリニック

インプラントを埋入するための骨が不足していると、インプラントをしっかりと顎骨に固定することができず、インプラントが抜けてしまう可能性が高くなります。
インプラントを埋入する部分の顎の骨は、高さ10mm以上、幅は6〜8mm以上あるのが理想的です。

インプラントを埋入する際は、インプラント手術用のマウスピース型装置「サージカルガイド」を用いて、安全かつ正確に行いました。
サージカルガイドは、事前にシミュレーションしたインプラントの位置データを基に作られており、インプラントを埋入したい方向に沿って円柱状に穴があけられているため、シミュレーション通りにインプラントを埋め込むことが可能です。

また、インプラントを埋入するのと同時にソケットリフトも行うことで、切開量が少なく済み、患者様の負担を軽減することができました。

インプラントを埋め込んだ後は、インプラント体と被せ物を接合する小さな部品「アバットメント」を取り付けてから、人工ダイヤモンドとも言われるほど高い強度で白い素材「ジルコニア」で被せ物を作製し、装着しました。

3年経過した現在も、造成した骨が吸収されることなく維持されており、インプラントの経過も良好です。