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40代男性 銀歯が外れたままの状態で虫歯が進行した歯をガラス系セラミックe.maxオーバーレイで修復した症例千代田線赤坂駅徒歩2分の歯医者|赤坂クレール歯科クリニック

赤坂液徒歩2分 日祝休診

40代男性 銀歯が外れたままの状態で虫歯が進行した歯をガラス系セラミックe.maxオーバーレイで修復した症例

2024.11.27

治療前

治療後

はじめのご相談内容 「右下奥歯の銀歯が外れたまま放置してしまい、冷たいものを口にするとしみるようになってきたので治療したい」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果 拝見したところ、右下奥歯の金属の詰め物が外れて虫歯が再発しており、歯の大部分が失われていました。

このままでは虫歯がさらに進行し、仮に神経に達してしまった場合、強い痛みが出るおそれがあります。
患者様はすでに冷たいものがしみる自覚症状があるため、早急に虫歯を除去し、新しい詰め物で修復する必要があると診断しました。
行った治療内容 虫歯により歯が大きく欠けているうえに、患者様は噛みしめる力が強く歯が割れる可能性もあることから、噛み合わせの面を全体的に被せ物で覆う「オーバーレイ修復」を提案しました。

また、歯ぐきと被せ物が接する部分から虫歯が再発したり、細菌感染により歯ぐきが炎症を起こす「歯周病」が生じたりするリスクを軽減するため、ガラス系セラミック「e.max」での修復を選択しています。セラミックは白い陶材で経年劣化が少なく、汚れも付きにくい素材であることも併せてお伝えし、治療に同意いただきました。

まず、取り残しがないよう虫歯部分に色を付ける「う蝕検知液」を使用して丁寧に虫歯を取り除きます。
次に歯の形を整え、削った部分がしみるのを防ぐため、歯の内部にある柔らかい組織「象牙質」を保護するコーティングを施しました。その後、細部まで正確に再現できる「シリコーン印象材」で精密な型取りを行い、仮詰めをして初回の治療を終了しました。

約1週間後、e.maxで作製したオーバーレイが歯にぴったり合っているか、噛み合わせも問題ないか確認したのち、接着強度を高めるため以下の前処理を行っています。

被せ物:タンパク質を除去して接着面に細かいデコボコをつける「エッチング処理(酸処理)」を行ったあと、無水エタノールを使用した超音波洗浄
被せ物を装着する歯:タンパク質の除去と洗浄をしてから、歯の一番外側の層である「エナメル質」にエッチング処理を施し、象牙質の表面に薄い膜を作る「ボンディング処理」
※エナメル質と象牙質は組織に違いがあるため、表面処理の方法も異なります

最後に、耐久性と接着力の高い「レジンセメント」を使用して装着し、治療を終了しました。
治療期間 約1週間
治療回数 2回
おおよその費用 90,000円
(e.maxオーバーレイ )
治療のリスク ・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です
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