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虫歯とは歯がどんな状態を意味するのか千代田線赤坂駅徒歩2分の歯医者|赤坂クレール歯科クリニック

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虫歯とは歯がどんな状態を意味するのか

東京赤坂の歯医者さん、赤坂クレール歯科クリニックです。
今回のテーマは「虫歯とはどんな状態なのか」です。
虫歯になると歯が痛くなり、放っておくと痛みはどんどん増していきます。

そして放置すればやがて歯はボロボロになってしまいます。
さて、そもそもこうした症状はなぜ起こるのでしょうか。
そこで、ここでは虫歯とはどんな状態なのか?…虫歯になった歯の状態について説明していきます。

虫歯とは

虫歯とは虫歯菌に感染した状態を意味します。
歯に付着したプラークの中には無数の細菌が潜んでいますが、虫歯菌もその中に存在しています。
そして、虫歯菌の出す酸によって歯が溶かされることで虫歯になってしまいます。

一方、虫歯になった歯は虫歯菌の出す酸に溶かされて穴があいてしまいます。
虫歯は進行する病気ですから、進行度に比例して穴はどんどん深くなっていきます。
つまり虫歯で歯に穴があくのは、虫歯菌の出す酸によって歯が溶かされてしまうからなのです。

虫歯で歯が痛むのはなぜか

実は虫歯になったからと言って必ずしも歯が痛むとは限りません。
実際、虫歯になりたての状態では歯に穴もあいていないですし、痛みを感じることもないのです。
では虫歯がどうなると歯が痛むのでしょうか?…それは虫歯が象牙質まで進行した場合です。

歯の表面はエナメル質に覆われており、刺激から保護されているため虫歯で痛むこともないのです。
しかし虫歯が進行すると虫歯の穴は深くなり、やがて象牙質まで到達します。
そしてこの象牙質は刺激に対して敏感ですから、虫歯菌が到達することで痛みを感じてしまうのです。
つまり、虫歯が痛んだ時は虫歯が象牙質まで進行したことを意味します。

3. 

虫歯で痛みを感じるのは、虫歯が刺激に対して敏感な象牙質まで進行したためです。

さて、この状態でしばらく経つと今度は痛みが酷くなり、ズキズキと激痛を感じるようになります。
このように痛みが酷くなる理由ですが、これは虫歯がさらに進行して歯髄に到達したためです。

歯髄とは歯の神経であり、神経は最も刺激を敏感に感じる箇所です。
その神経が虫歯菌に侵されてしまうため、神経が炎症を起こして酷い痛みを感じてしまうのです。
ここまでの痛みになると夜は眠れないほどですし、痛み止めを飲んでも痛みが治まらないことがあります。

痛みが治まるのはなぜか

神経まで虫歯が進行すると痛みが酷くなりますが、その後は逆に痛みを感じなくなります。
ある日突然痛みが治まるため、中には虫歯が治ったと勘違いする人もいます。
しかしこれはむしろ虫歯が進行した証拠…虫歯で神経が死んでしまったために痛みを感じなくなるのです。

神経が死ぬことで虫歯の痛みを感じますが、それは決して良いことではありません。
治療しない限り虫歯はさらに進行しますし、神経を失った歯は栄養が行き届かなくなり脆くなってしまいます。
また、ここまで虫歯が進行すると歯を削るだけでは治療できず、神経の除去を含めた根管治療が必要です。

放置するとどうなるか

虫歯を放置すると最終的には歯がボロボロの状態になります。
そうなると既に歯としては機能しないですし、被せ物も立てられないので治療しても抜歯が必要です。
とは言え、例え抜歯になっても虫歯は治療しなければなりません。

なぜなら、歯をボロボロにした後も治療しない限り虫歯菌は生き続けているからです。
放置すれば虫歯菌はやがて血液に入り込み、血管を通じて全身にまわります。
この時脳や心臓にまわってしまえば、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす可能性もあります。

二次虫歯とはどんな状態か

虫歯の中には二次虫歯と呼ばれるものもあります。
二次虫歯とは虫歯の再発で、詰め物や被せ物で覆った歯が再度虫歯になることを意味します。
本来詰め物や被せ物は歯としっかり接着していますが、年数経過による劣化で隙間が生じることがあります。

そうなると生じた隙間から細菌が入り込み、虫歯の再発を引き起こしてしまうのです。
実際に成人の虫歯治療の大半がこの二次虫歯によるもので、二次虫歯は決して稀なケースではありません。
予防に効果的なのは、プラークが付着しにくく隙間が生じにくいセラミックの詰め物や被せ物にすることです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、虫歯とはどんな状態なのかについてまとめます。

1. 虫歯とは :虫歯菌の出す酸に歯が溶かされ、虫歯菌に感染した状態
2. 虫歯で歯が痛むのはなぜか :象牙質は刺激に敏感なため、そこまで虫歯が進行すると痛みを感じる
3. 痛みが酷くなるのはなぜか :象牙質からさらに虫歯が進行し、神経まで到達したため
4. 痛みが治まるのはなぜか :神経が死んでしまったためで、虫歯が治ったわけではない
5. 放置するとどうなるか :歯がボロボロになり、最終的には虫歯菌が血管を通じて全身にまわる
6. 二次虫歯とはどんな状態か :虫歯の再発。詰め物や被せ物に生じた隙間から細菌が入り込んで起こる

これら6つのことから、虫歯とはどんな状態なのかについて分かります。
一度でも進行した虫歯は自然に治ることはありません。
治療しない限り進行し続け、やがては神経が死んで歯もボロボロになってしまいます。
これは非常に怖い事実ですが、逆に言えば早期治療すれば決して起こらないことでもあります。
定期的に検診を受け、虫歯の予防と早期治療を徹底してください。

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