東京赤坂の歯医者さん、赤坂クレール歯科クリニックです。
今回のテーマは「歯を白くする方法と費用」です。
最近では、以前に比べて歯に審美性を求める人が増加傾向にあります。
ただ、歯を白くする治療は病気の治療とは異なるため、健康保険が適用されません。
つまり、自由診療になるので費用の高さが気になる人も多いでしょう。
そこで、歯を白くする方法と同時に費用を抑える方法についても解説していきます。
目次
銀歯などの人工物の審美性を高めたい場合は、セラミックの人工物にすることで見た目が美しくなります。
これをセラミック治療と呼び、セラミックには以下の4つの種類が存在します。
これらはそれぞれ特徴が異なり、自分の希望に合ったものを選択する必要がありますが、
費用に関していえば、以下の方法で少しでも安くすることが可能です。
自由診療の費用は歯科医院が自由に設定できるため、全ての歯科医院が同じ費用になるわけではありません。
もちろん、ある程度の相場は決まっているものの、複数の歯科医院で費用を比較することで、
少しでもセラミック治療の費用を安く抑えることができます。
セラミックの中で最も費用が安いのはハイブリッドセラミックです。
ハイブリッドセラミックとはレジンにセラミックの微粒子を練り込んだもので、
レジンの影響による変色などが起こる分、費用が安く設定されています。
歯の箇所・歯科医院の基準さえ満たしていれば、セラミック治療に健康保険が適用されます。
ただしこの場合、選択できるのはハイブリッドセラミックに限られており、
さらに健康保険のハイブリッドセラミックは従来のものに比べて審美性・耐久性が劣ります。
歯を白くする方法として代表的な治療となるのがホワイトニングです。
ホワイトニングには3つの方法があり、費用の目安もあわせて解説すると次のようになります。
まず、費用の安さだけで判断するならホームホワイトニングを選択すべきでしょう。
ただ、方法によってはオフィスホワイトニングの方が安くなることがあります。
というのも、オフィスホワイトニングの場合、歯科医院によっては歯1本ごとで料金設定をしているからです。
例えば、1本につき3000円の費用だとすれば、前歯の6本に限定すれば18000円でホワイトニングが可能であり、
歯全体ではなく目立つ数本の歯に限定してホワイトニングするのも一つの方法です。
あまり聞き慣れない名称かもしれませんが、歯を白くする方法としてホワイトコートという治療法もあります。
ホワイトコートはいわば歯のマニキュアであり、「塗る」という方法で一時的に歯を白くすることが可能です。
このような理由で歯を白くしたいなら、一時的に歯を白くするのも一つの方法であり、
1本数千円という費用で施術できるため、ホワイトニングよりも安くなります。
また、その場ですぐに効果が出るのもホワイトコートのメリットです。
歯の変色が着色や汚れによるものなら、ホワイトニングをするまでもありません。
この場合、変色しているのは歯の表面のみになりますから、歯のクリーニングによって対処可能です。
ケースとしては、コーヒーやワインなどによる着色が例として挙げられます。
このような場合は、予防歯科を受診して歯のクリーニングを受けましょう。
そうすれば歯の表面の着色は綺麗に落とせますし、
プラークも除去できるため、見た目だけでなく歯自体が綺麗になります。
いかがでしたか?
最後に、歯を白くする方法と費用についてまとめます。
1. セラミック治療について :費用を抑えるには、ハイブリッドセラミックにするなどの方法がある
2. ホワイトニングについて :費用を抑えるには、本数を限定してオフィスホワイトニングを行うなどの方法がある
3. ホワイトコート :一時的に歯を白くしたい人はホワイトコートという方法もある
4. 歯のクリーニング :歯の表面の汚れ・着色なら歯のクリーニングという方法もある
これら4つのことから、歯を白く方法と費用について分かります。
基本として、人工物を白くした場合はセラミック治療、
天然の歯を白くしたい場合はホワイトニングを行うのが一般的な方法です。
そして、セラミックやホワイトニングには種類があります。
どのセラミックにするのか、どのホワイトニングにするのかを考えることで、
ある程度なら費用を抑えることが可能です。