2022.11.11
はじめのご相談内容 | 「痛みや違和感はないが、右上の古い銀歯が虫歯になっていないか心配なので見てほしい」とご相談をいただきました。 |
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診断結果 | 拝見したところ明らかな虫歯はありませんでしたが、右上奥歯2本(第1大臼歯/6番・第2大臼歯/7番)の古い銀の詰め物が劣化していることがわかりました。 |
行った治療内容 | 銀歯(メタルインレー)を外して詰め物を作り直すことをご提案し、ご了承いただきました。
まず銀歯を取り除くと、2本とも虫歯が進んでいることがわかりました。 その後、噛み合わせ面だけの小さな虫歯だった奥の歯(第2大臼歯/7番)には、保険適用で歯に近い色の「コンポジットレジン」という材料で詰め物をしました。 手前の歯(第1大臼歯/6番)は虫歯の範囲が広かったため、強度があり、経年劣化もしづらく長く使っていただけるセラミック素材の詰め物「セラミックインレー」をご提案し、同意いただきました。 |
術後の経過・現在の様子 | 周囲の歯と調和がとれた白い歯になり、美しく仕上がりました。 また、痛みや腫れもなく、嚙み合わせも良好で、患者様にも喜んでいただけました。 |
治療回数・時間 | 10日 |
およその費用 | 59,000円 ※セラミックインレー治療費 |
治療のリスクについて | セラミックは強い食いしばりや硬い物が当たると割れる可能性があります。そういった破損を防ぐために銀の詰め物に比べて詰め物自体の厚みが必要となり、歯を0.5mmほど多く削らなければいけません。 神経がある歯は、歯を多く削っている分、治療直後に冷たい刺激でしみるなどの痛みを感じることがあります。 ただ、歯を削る際に歯髄保護剤という知覚過敏の症状を抑える薬剤を塗りますので、症状が出たとしても大体は治療後数週間ほどでしみるなどの痛みは落ち着きます。 |