お問い合わせ・ご予約
   

ご予約・お問い合わせ

03-5797-7970

24時間メールお問合せ

メールお問合せ

赤坂クレール歯科クリニックへのお問い合わせ:03-5797-7970

30代女性 劣化した銀歯を除去し「e.maxインレー」で美しく修復した症例千代田線赤坂駅徒歩2分の歯医者|赤坂クレール歯科クリニック

赤坂液徒歩2分 日祝休診

30代女性 劣化した銀歯を除去し「e.maxインレー」で美しく修復した症例

2024.07.11

治療前

治療後

はじめのご相談内容 「古い銀歯にフロスが引っかかるのが気になる。治療から時間が経っていて虫歯も心配なので、虫歯になりにくくて、見た目も美しくできる方法で治したい」とご相談いただきました。
診断結果 拝見したところ、右上の歯2本に銀歯「パラジウムインレー」が装着されていました。
装着から時間が経ち劣化しており、歯と銀歯の境界部に段差が生じているため、フロスが引っかかりやすい状態です。

このまま放置すると虫歯の再発リスクが高まるため、新しい詰め物で修復する治療が必要と診断しました。

行った治療内容 新しい詰め物の種類には、劣化しにくい、菌の付着を防ぎ抗菌性に優れているため虫歯リスクが低い、自然な白さがあることが特徴の「セラミック」がおすすめです。
そこでセラミックの中でも、透明感が高いガラス系セラミック製の詰め物「e.maxインレー」で修復する方法を提案しました。

当院のセラミック治療では、変形しにくく精密な型取りができる「シリコーン印象材」を使用するため、歯と詰め物がぴったりとフィットし、段差が生じにくいことも説明したところ、治療に同意いただきました。

まず、痛みを抑えるため麻酔を行いパラジウムインレーを除去したところ、虫歯が再発していたため、虫歯の箇所を染め出す「う蝕検知液」を用いて丁寧に除去します。
その後、形をきれいに整え、歯を削った部分の内部にある柔らかい組織「象牙質」を保護するようコーティングを施し、シリコーン印象材で精密な型取りを行ってから、仮詰めをしました。

約1週間後、完成したe.maxインレーが歯にぴったりフィットしているか、噛み合わせに問題がないかを確認した上で、耐久性と接着力が高い「レジンセメント」で接着し、治療を終了しました。

また接着の際は接着強度を高めるため、以下の処理を行っています。
・e.maxインレーに対しては、タンパク質を除去し接着面に細かいデコボコを形成する「エッチング処理」を行ったあと、無水エタノール液を用いた超音波洗浄を行いました。
・歯に対しては、歯の表面の硬い組織「エナメル質」にはエッチング処理、象牙質には表面に薄い膜を作るよう加工する「ボンディング処理」を行いました。エナメル質と象牙質の組織の違いにより、表面処理が異なります。

治療期間 約1週間
治療回数 2回
およその費用 約120,000円
e.maxインレー×2本
治療のリスクについて ・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・治療後は神経が過敏になっているため、痛みが生じる場合があります
・装着に際し、天然歯を削る必要があります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です
クリニックより パラジウムを含んだ銀歯は、劣化や剥離が生じるため虫歯の再発リスクが高い材質です。
また、保険診療で使用される白色のレジン系素材「CAD/CAM」も吸水性があり、劣化すると虫歯の再発リスクが高くなります。

このようなリスクを回避するために理想とされているのは、劣化しにくく、抗菌性があるセラミック素材です。
しかし、セラミック素材のメリットを最大限に引き出すためには、適切な歯の形成、象牙質の保護、精密な型取り、そして接着強度を高めるための処理をすべてしっかり行う必要があります。
治療材質だけではなく、治療工程についてもしっかりご検討ください。

ココシカ症例バナー

関連記事はこちら

PAGE TOP

赤坂クレール歯科クリニックへの診療予約フォーム