お問い合わせ・ご予約
   

ご予約・お問い合わせ

03-5797-7970

24時間メールお問合せ

メールお問合せ

赤坂クレール歯科クリニックへのお問い合わせ:03-5797-7970

50代女性 折れた前歯を抜いてオールセラミックブリッジで噛み合わせと審美性を改善した症例千代田線赤坂駅徒歩2分の歯医者|赤坂クレール歯科クリニック

赤坂液徒歩2分 日祝休診

50代女性 折れた前歯を抜いてオールセラミックブリッジで噛み合わせと審美性を改善した症例

2024.10.03

治療前

治療後

はじめのご相談内容 「硬いアイスを噛んだら、右前歯の被せ物が折れてしまった。もともと前歯のセラミックが左右非対称だったため、この機会にきれいな被せ物で治したい」とご相談いただきました。
診断結果 拝見したところ、右上前歯(側切歯)には自然な色合いと強度が特長の白い被せ物「セラミッククラウン」が装着されていましたが、被せ物は外れて歯根も折れており、歯根には虫歯が再発していました。
虫歯の範囲は広く、健全な歯根はほとんど残っていない状態です。

折れた歯根をこのまま放置すると、細菌感染が進行して周囲の歯や組織に悪影響を与えるおそれがあるため、早急に除去する必要があると診断しました。

また折れた歯と隣接している前歯も、過去に被せ物が脱落したことがあるそうで、見た目が左右非対称になっています。

行った治療内容 セラミッククラウンが外れた右上前歯(側切歯)は温存が難しいため、今後のリスクを説明したうえで、抜歯が必要であることをお伝えしました。
抜歯後の治療方法として、人工歯根を骨に埋め込む「インプラント治療」と、欠損した歯を補うために両隣の歯を土台にする「ブリッジ治療」の2つを提案しました。

インプラント治療は、欠損部位のみを治療するため他の歯を削る必要はありませんが、自費診療なので費用が高く、外科手術を伴うことで治療期間も長くなります。
ブリッジ治療は、インプラント治療に比べて短時間で治療が終わり費用負担も少ないのがメリットですが、隣接する歯を土台として使うので、虫歯ではない健康な歯を削る必要があります。

患者様の場合、隣接する前歯の審美性も損なわれていたことをふまえて、前歯2本を同時に自然な白さで再現できる被せ物「オールセラミックブリッジ」による治療を選択しました。

前歯が欠けたままでは日常生活に支障が出るため、早急にブリッジ形態の仮歯を準備して装着しました。
次に右上前歯(側切歯)を抜き、約1ヶ月半、抜歯後の傷口が治癒するのを待ちます。その間は、経過を見ながら仮歯を調整し、左右の対称性や噛み合わせを確認しました。

傷口が治癒したことを確認したら、ブリッジの支えとなる両隣の歯の形を整え、削った面には歯の神経に近い部位である「象牙質」を保護する薬液「コーティング剤」を塗布します。
その後、ぴったりと合った被せ物を作製するため、細部まで再現できて変形しにくい「シリコーン印象材」を用いて精密な型取りを行います。自然な色調を再現するために、一眼レフカメラで周りの歯を撮影しながらしっかりと確認しています。

約2週間後、強度の高い「ジルコニア」をフレームに使用し、その外側に透明度の高いセラミックを焼き付ける「ジルコニアレイヤリング法」でオールセラミックブリッジを作製しました。
ブリッジが歯にぴったりと合っていることが確認できたため、噛み合わせの調整を行ったあと、しっかりと密着するように以下の前処理を行いました。

ブリッジ:接着面に細かい凹凸を形成する「エッチング処理」を行い、エタノール液を用いた超音波洗浄
支えとなる2本の歯:接着面にエッチング処理を行い、象牙質には表面に薄い膜を作る「ボンディング処理」

最後に、耐久性と接着力に優れた「レジンセメント」を使用してブリッジを装着し、治療を終了しています。

治療期間 約2ヶ月
(抜歯後の傷口の回復を待つ期間を含む)
およその費用 468,000円
(オールセラミックブリッジ3本分)
治療のリスクについて ・装着に際し、天然歯を削る場合があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です
・外科処置後に腫れ、出血が生じる場合があります
・外科処置後に痛みが長引く場合があります。必要に応じ痛み止めを併用します
ココシカ症例バナー

関連記事はこちら

PAGE TOP

赤坂クレール歯科クリニックへの診療予約フォーム