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30代男性 古い銀歯を外して虫歯を治療し歯科用プラスチックとジルコニアインレーで修復した症例千代田線赤坂駅徒歩2分の歯医者|赤坂クレール歯科クリニック

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30代男性 古い銀歯を外して虫歯を治療し歯科用プラスチックとジルコニアインレーで修復した症例

治療前

治療後

はじめのご相談内容 「右上奥歯3本には銀の詰め物を入れているが、治療からすでに10年以上経っている。見た目も気になるし、詰め物の下が虫歯になっていないかも心配なので、外して再治療をしたい」とご相談いただきました。
診断結果 拝見したところ、右上の奥歯3本には銀の詰め物「パラジウムインレー」が装着されていました。
3本のうち、一番手前の1本には歯と歯が噛み合う面「咬合(こうごう)面」にのみ小さな詰め物が装着されており、奥側の2本は隣の歯と接触する部分「隣接面」に及ぶ広範囲に詰め物が装着されています。

経年劣化により歯と詰め物の間に段差が生じていたことから、詰め物の下で虫歯が再発している可能性が高いと考えられました。
一般的に、保険診療で使用される銀の詰め物は経年劣化しやすく、歯と詰め物の境目がはがれやすいことから、虫歯が再発しやすい傾向にあります。

以上のことから、詰め物を外して虫歯の有無を確認したのち、虫歯になりにくい素材で詰め物を作り直す必要があると診断しました。

行った治療内容 右上の奥歯3本に装着されている銀の詰め物を外し、虫歯が見つかった場合は治療を行ったのち、各部位の修復方法として以下の提案を行い、同意いただきました。

・咬合面のみに詰め物が装着されている一番手前の1本
保険診療の白い歯科用プラスチックを詰める「CR(コンポジットレジン)充填」による修復。プラスチック素材のため着色や経年劣化しやすいものの、歯の健康な部分を多く残しつつ費用も抑えることができる。

・隣接面まで詰め物が装着されている奥側の2本
自費診療の白い詰め物「セラミックインレー」による修復。費用はかかるが、セラミック素材は劣化しにくく抗菌性にも優れており、虫歯の再発リスクも低い。

なお、患者様は噛む力が強い傾向にあることから、セラミックの中でも強度が高く割れにくい「ジルコニアインレー」を採用しています。

まず麻酔を行い、右上の奥歯3本に装着されている古い詰め物を外しました。その際、詰め物の下で虫歯の発生が認められたため、虫歯部分を染め出す染色液を用いながら、取り残しがないようしっかりと除去しています。

次に、一番手前の奥歯にCR充填を行います。
奥の歯2本は、歯の形を整えてから歯がしみないよう神経を保護するコーティングを施したあと、細部までしっかり再現できる「シリコーン印象材」で精密な型取りを行い、仮詰めをして初回の治療を終了しました。

約1週間後、完成したジルコニアインレーが歯にしっかりと適合し、噛み合わせに問題がないことを確認したあと、接着の強度を高めるために以下の前処理を行いました。

詰め物:接着面には、薬液で表面をデコボコにする「エッチング処理(酸処理)」を行ったあと、清潔にするために無水エタノールに浸し、超音波洗浄を行った

詰め物を装着する歯:一番外側の層「エナメル質」だけにエッチング処理を行い、エナメル質の内側の層「象牙質」にはセメントをくっつきやすくする「ボンディング処理」を行った

最後に、劣化しにくく接着力に優れた「レジンセメント」を使用して詰め物を歯にしっかりと接着し、治療を終了しています。

治療時間 約1週間
治療回数 2回
およその費用 約120,000円
(ジルコニアインレー2本、
CR充填は保険適用)
治療のリスクについて ・治療中に痛みを伴う場合があります
・治療後に正しい歯磨きやメンテナンスを怠ると、虫歯が再発する場合があります
・セラミックの装着に際し、天然歯を削る必要があります
・硬い素材の場合、他の天然歯を傷つけることがあります
・噛み合わせや歯ぎしりが強い場合、セラミックが割れる可能性があります
・一部の治療を除き、自費診療(保険適用外治療)です
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