お問い合わせ・ご予約
   

ご予約・お問い合わせ

03-5797-7970

24時間メールお問合せ

メールお問合せ

赤坂クレール歯科クリニックへのお問い合わせ:03-5797-7970

大人よりも子どもの方がむし歯になりやすいのですか?千代田線赤坂駅徒歩2分の歯医者|赤坂クレール歯科クリニック

赤坂液徒歩2分 日祝休診

大人よりも子どもの方がむし歯になりやすいのですか?

東京赤坂の歯医者さん、赤坂クレール歯科クリニックです。
今回のテーマは「子どもがむし歯になりやすい理由」です。
大人と子どもを比較した場合、むし歯になりやすいのは子どもです。

もちろん、大人もむし歯になりますが、子どもはそれ以上になりやすく、
だからこそ小児歯科では、定期的に検診の案内状を送っています。
そこで、ここでは子どもがむし歯になりやすい理由について、解説していきます。

1. 歯磨きの技術

子どもは歯磨きの技術が未熟です。奥歯まで歯ブラシが届いていない場合もありますし、
そもそも歯磨きの意味・必要性を理解しておらず、何となく磨いている子どもも少なくありません。
そのため、大人に比べると磨き残しが多い傾向があるのです。

磨き残しが多ければ、それだけむし歯になりやすくなります。
また、大人の場合はデンタルフロスや歯間ブラシを有効に使えますが、
小さな子どもが使うのは難しく、その点でもプラークの除去率が低下してしまうのです。

2. 糖の摂取

多くの子どもは、甘いお菓子が大好きです。
ただ、それらのお菓子には糖が含まれており、糖はむし歯の原因菌の大好物です。
また、お菓子の中にはクッキーやチョコなど、歯に付着しやすいものもあります。

これらが長時間付着すれば、むし歯になるリスクも高くなるでしょう。
そもそも、子どもはむし歯の怖さを知らないため、「むし歯になるから控える」という考えを持っておらず、
保護者の方が注意してあげなければ、気にせず糖を摂取し続けてしまいます。

3. 歯質の違い

乳歯は永久歯に比べてやわらかく、歯質の点でもむし歯になりやすい特徴があります。
もっとも、保護者の方の中には、「乳歯はいずれ抜けるから、むし歯になっても問題ない」と、
思っている人も少なくありませんが、それは間違いです。

乳歯が生えている時点で永久歯は既に誕生しており、乳歯の下に埋まっているのです。
そのため、乳歯がむし歯になることで、永久歯もむし歯の原因菌の影響を受ける可能性がありますし、
乳歯がむし歯で抜けてしまえば、ガイド役の乳歯を失った永久歯の歯並びは、悪くなりやすいのです。

4. 食事の仕方

「テレビを見ながら長く時間をかけて食事する」「よく噛まない」「間食をする」、
これらはいずれも、子どもの食生活で多く見られる特徴です。
そして、これらの特徴はむし歯になるリスクを高めます。

食事の時間が長ければ、脱灰の時間が長引きますし、よく噛まなければ充分な量の唾液が分泌されません。
また、間食が多ければ脱灰の頻度が高まり、再石灰化が追い付かなくなってしまいます。
つまり、このような子どもの食生活は、むし歯の要因になるのです。

5. 保護者の方からうつされることもある

むし歯の原因菌は、唾液を介して人から人へとうつります。
そのため、保護者の方が持つむし歯の原因菌が、子どもへと移動してしまうこともあります。
一例を挙げれば、同じスプーンを使って食事した場合、唾液を介すことになってしまうからです。

もちろん、「むし歯の原因菌が移動する=むし歯になる」というわけではありませんが、
お口の中に原因菌が存在してしまう以上、むし歯になるリスクは高まります。
このような事態を防ぐため、同じ食器の使用・回し飲みなどは控えるようにしましょう。

6. 検診

子どもがむし歯になるかどうかは、保護者の方次第といっても過言ではありません。
例えば、大人の場合は自分の意思で検診を受けることができますし、
実際に予防歯科が目的で、定期的に予防治療を受けている人もいるでしょう。

しかし、子どもが自分の意思で検診を受けることはできず、
保護者の方が通院させてあげなければ、子どもは予防治療を受けることができません。
仮に保護者の方が子どもの検診を大切に考えていなければ、それだけでむし歯になりやすくなるのです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、子どもがむし歯になりやすい理由についてまとめます。

  1. 歯磨きの技術 :子どもは歯磨きの技術が低いので、磨き残しが多い。奥歯をほとんど磨けていないこともある
  2. 糖の摂取 :子どもは甘いお菓子が好きなので、糖を摂取しやすい。お菓子の中には歯に付着するものも多い
  3. 歯質の違い :乳歯と永久歯を比較した場合、乳歯は脆くてむし歯になりやすい
  4. 食事の仕方 :ダラダラ食いなど、食事中の子どものクセの中には、むし歯になるリスクを高めるものもある
  5. 保護者の方からうつされることもある :むし歯の原因菌は、唾液を介して人から人へと移動する
  6. 検診 :子どもが検診で予防治療を受けていなければ、それだけでむし歯になるリスクは高まる

これらのことから、子どもがむし歯になりやすい理由について分かります。
とくに乳歯の場合、保護者の方が確認してもむし歯に気づかないケースが多く、
乳歯のむし歯は永久歯のむし歯と違って、白っぽく変色する特徴があるからです。
また、乳歯のむし歯は永久歯に悪い影響を及ぼすため、子どもの頃からむし歯は予防する必要があります。

関連記事はこちら

PAGE TOP

赤坂クレール歯科クリニックへの診療予約フォーム