東京赤坂の歯医者さん、赤坂クレール歯科クリニックです。
セラミック治療は、美しい歯を手に入れるための魅力的な選択肢です。しかし、治療後に不自然な白さに悩む人も少なくありません。
この記事では、セラミック治療で自然で美しい歯を手に入れるための方法と、失敗しないためのポイントを詳しく解説します。失敗しないセラミック選びのコツを押さえて、理想の笑顔を手に入れましょう。
目次
セラミックとは、歯科治療で使用される高強度で美観に優れた素材のことをいいます。陶器の一種で、主に歯の被せ物や詰め物として用いられ、天然歯に近い見た目を再現できるのが特徴です。
セラミックは色調や透明感が自然で、金属アレルギーの心配がないため、多くの患者さんに選ばれています。特に審美性が求められる前歯の治療に適しており、白く美しい仕上がりが期待できるでしょう。
セラミックには様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。どの種類を選ぶかで、見た目や耐久性が大きく変わります。
代表的なセラミックの種類と特性を確認していきましょう。
それぞれのセラミックにはメリットとデメリットがあり、希望する見た目や使用部位に応じて適切なものを選ぶことが大切です。
たとえばジルコニアは非常に強度が高く、耐久性に優れています。しかし透明感に欠けるため、前歯のように見た目が気になる部分には、不向きな場合も少なくありません。
一方でオールセラミックは透明感があり、自然な歯と見分けがつかないほど美しい仕上がりが期待できます。しかしジルコニアと比較して強度が劣るため、強い咬合力がかかる部位では不向きです。
審美性を重視するならオールセラミックやハイブリッドセラミック、強度を重視するならジルコニアやメタルボンドが推奨されます。
自然な白さを手に入れるためのセラミック選びのポイントは、以下の3つです。
まずは、肌の色や年齢に合わせた色選びが重要です。肌の色が白い方は白めの色、黄みがかった肌の方はやや黄色みのある色が自然に見えます。
一般的に自然な歯は年齢とともに少し黄色みを帯びるため、年齢によっても合う色が異なります。自分に似合う色のセラミックを選ぶとよいでしょう。
次に、自分の健康な歯の色とのバランスを考慮します。セラミックを装着する歯だけが極端に白いと不自然に見えてしまいます。隣接する歯や対合歯の色合いを確認して、違和感を覚えないセラミックを選択することが大切です。
最後に、適切な素材の選択が重要です。オールセラミックやハイブリッドセラミックなど、種類によって色合いや透明感が異なります。
歯科医師とよく相談しながら、最適なセラミックを選ぶことで、自然で美しい笑顔を手に入れることができるでしょう。
セラミック治療で失敗しないためには、信頼できる歯科医院を選ぶこと、歯科医師と十分なコミュニケーションを取ることが不可欠です。
信頼できる歯科医院を選ぶことが最も重要です。セラミック治療の成功は、歯科医師の技術や経験に大きく依存するためです。
過去の症例や患者の口コミをチェックし、セラミック治療に精通しているかを確認しましょう。セラミックに必要な設備が充実しているかどうかもチェックポイントです。
またセラミック治療は保険適用外の自費診療となるため、費用が高額になる場合があります。治療費の内訳や支払い方法について事前に確認しておくとよいでしょう。
セラミック治療を成功させるためには、歯科医師との十分なコミュニケーションが欠かせません。
希望する歯の色や周囲の歯とのバランスが歯科医師に伝わらないと、不自然な白さのセラミックになってしまうリスクがあります。
セラミック治療の前のカウンセリングで、要望や不安をしっかり歯科医師に伝えるようにしましょう。歯科医師とセラミックの見本を見ながら、納得できる色を選ぶことも大切です。
歯科医師とじっくり話し合い、納得のうえで治療をすすめましょう。
いかがでしたか。
過度に白すぎる歯は不自然に見えるため、肌や年齢に合わせた色選びが必要です。オールセラミックやジルコニアなど目的に合った種類のセラミックを選択しましょう。
信頼できる歯科医院で十分なカウンセリングを受け、自分に最適なセラミックを選ぶことが成功の鍵となります。
また、当院では審美面に非常に優れた、熟練の歯科技工士が手掛けるセラミックレイアリングテクニック(何層にもセラミックを重ねる作製法)により、より天然歯の色調が再現する被せ物もあります。詳しくは下記のページをご覧ください。