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セラミックの歯に定期検診は必要?千代田線赤坂駅徒歩2分の歯医者|赤坂クレール歯科クリニック

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セラミックの歯に定期検診は必要?

「セラミックの歯にしたから、もう虫歯にはならない」
「白くてきれいな歯になったから、歯医者さんにはしばらく行かなくていい」
そんなふうに思っていませんか?

確かにセラミックは耐久性が高く、虫歯になりにくい素材ですが、それだけで一生安心というわけではありません。セラミック治療を受けたあとも、定期的な検診とメンテナンスは非常に重要です。

今回は、「セラミック歯に定期検診が必要な理由」や「どんなトラブルが起こり得るのか」「どのくらいの頻度で通えばよいか」などについてわかりやすく解説します。

セラミックの歯は虫歯にならないって本当?

セラミックは天然歯に近い透明感と美しさをもち、変色や劣化もしにくい優れた素材です。金属アレルギーの心配がないことからも、近年多くの方に選ばれています。

しかし、セラミック自体は虫歯にならなくても、その周囲の歯や歯ぐきは天然のままです。とくに次のようなリスクがあります。

セラミックと歯の間に汚れがたまる

どんなに精密に作られたセラミックでも、歯との間にはごくわずかな境目が生まれます。そこにプラークや歯石がたまると、二次虫歯(再発する虫歯)や歯周病の原因になります。

セラミックの歯も経年劣化する

セラミックは耐久性の高い素材ですが、噛み合わせや使い方、清掃状態によっては割れたり欠けたりすることもあります。また、歯ぐきの退縮により、補綴物(セラミック)の縁が見えてくるケースもあります。

口腔環境が悪化すると、他の歯に影響も

セラミックの歯を入れた部分以外の歯が虫歯になったり、歯周病が進行したりすれば、お口全体のバランスが崩れ、セラミックの寿命も縮まることがあります。

セラミック治療後も定期検診が必要な理由

それでは、なぜ定期検診が重要なのか、もう少し具体的にみていきましょう。

1. 二次虫歯を防ぐため

セラミックの下にある歯は、虫歯になる可能性があります。とくに歯とセラミックの接合部は虫歯が発生しやすいため、定期的にチェックし、初期の段階で処置をすることが大切です。

2. 噛み合わせのチェック

時間の経過とともに、噛み合わせがずれてきたり、すり減ったりすることがあります。噛み合わせの不具合はセラミックに負荷をかけ、割れや脱離のリスクを高めるため、歯科医院での調整が必要です。

3. 歯周病予防

セラミック治療のあとでも、歯周病は進行します。特に、歯と歯ぐきの境目に汚れがたまりやすいため、プロの手によるクリーニング(PMTC)でのケアが効果的です。

4. 見た目の美しさを保つ

表面がツルツルしているセラミックでも、微細な着色(ステイン)がつくことがあります。とくにコーヒーやワイン、カレーなどの飲食が多い方は、定期的なポリッシングでのケアがおすすめです。

定期検診はどのくらいの頻度で通うべき?

一般的には、3〜6か月に一度の定期検診が推奨されています。
ただし、口腔内の状態やセラミックの装着部位、セルフケアの状況によって最適な頻度は異なります。

セラミック歯に起こりがちなトラブルと対策

以下のような症状に心当たりがある方は、早めの受診をおすすめします。

症状 考えられる原因
歯がしみる セラミックのすき間から虫歯が進行している可能性
物が詰まりやすい セラミックと歯の間にすき間ができている場合
歯ぐきが下がってきた 加齢や歯周病により歯肉が退縮している状態
セラミックが欠けた 強い力が加わった、噛み合わせに問題がある

こうしたトラブルは、定期検診で早期発見・早期対応が可能です。

定期検診の内容は?

当院では、セラミック治療後の方にも安心して通っていただけるよう、以下のようなサポートを行っています。

精密な診査・診断

歯科用CTやマイクロスコープを活用し、肉眼では見えない微細なトラブルも早期に発見します。

プロによるクリーニング(PMTC)

専用の機器を用いた徹底的なバイオフィルム除去で、虫歯・歯周病を予防します。

噛み合わせ調整

咬合にわずかな変化が生じた場合も、ミリ単位で調整を行い、セラミックの破損リスクを軽減します。

審美性のチェック

セラミックの色や形、周囲の歯ぐきとの調和もチェックし、美しさが長持ちするようサポートします。

よくある質問|セラミック歯と定期検診

Q1. セラミックにしたばかりですが、すぐに定期検診は必要?
→ 装着直後からの経過観察が非常に重要です。最初の3か月後に一度チェックをおすすめします。

Q2. 定期検診をサボるとどうなる?
→ 虫歯や歯周病のリスクが高まり、再治療ややり直しが必要になるケースも。費用・時間の面でも定期検診のほうがメリットがあります。

Q3. セラミックが欠けたら治せる?
→ 状態によりますが、一部の欠けは修復可能です。ただし、大きく破損している場合は作り直しが必要です。

まとめ|セラミックの歯にも定期的なケアが欠かせません

セラミック治療は「美しさ」「耐久性」「健康面」で多くのメリットがありますが、それを長持ちさせるかどうかは、治療後のケアにかかっています。

きれいなセラミックの歯をずっと保つためにも、定期的なメンテナンスと検診を続けていきましょう。

長期的な歯の健康と美しさを守るため、 気になる症状や前回の検診から期間が空いてしまった方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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