30代女性「銀歯の虫歯リスクが心配なのでセラミックに替えたい」虫歯を除去後、セラミックインレーで修復した症例

はじめのご相談内容	「銀歯の虫歯リスクが心配なので、セラミックに替えたい」とご相談いただきました。
診断結果	古いメタルインレーを外してみたところ、二次カリエス（虫歯）が発生していました。
行った治療内容	虫歯を除去後、劣化しづらく二次カリエスのリスクが低いセラミックインレーを作製しました。
この治療で特に注力したポイント	虫歯をう蝕検知にて確認しながら、拡大鏡を用いて慎重に除去しました。シリコン印象材を用いて型取りを行うことで、適合精度の向上に努めました。
術後の経過・現在の様子	かみ合わせは良好で、痛みも出ず、快適に過ごされています。
治療回数・時間	10日
およその費用	59,000円
治療のリスクについて	セラミック素材は欠けたり割れたりする可能性があります。破損を予防するためには、メタルインレーに比べ0.5mmほど歯牙を深く形成する必要があります。そのため、歯髄が生きている生活歯では治療直後に冷たい刺激などでしみやすくなる場合があります（術後知覚過敏）。形成面には歯髄保護剤を塗布し、知覚過敏の抑制を試みます。また、症状が出ても通常は治療後数週間で症状は落ち着きます。

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